こんにちは!!
2020年11月20日に9回目のスポカン会議が開催されました!
スポカン会議って何? という方はコチラをご覧ください!
今回は、株式会社南崎漁師倶楽部の平山社長をお迎えしました。
平山社長は、漁師として伊勢海老、アワビ、サザエ漁をされながら、さらに2年前に株式会社南崎漁師倶楽部を立ち上げ、珍しい地魚の加工販売もされています。
津本式という下処理により新鮮な地魚をWEB販売したり、漁師体験会などを開催するなど各種新しいことに取り組み、自然豊かな南伊豆の良さを伝え広めることにも尽力されています。
今回のスポカン会議では、魚や食の専門家からPRが得意なクリエイターまで、それぞれの専門分野の知識や経験からとても面白い提案が繰り広げられましたよ!!!
ぜひ、こちらの『スポカン会議ダイジェスト版動画』もご覧ください!
目次
インタビュー企業紹介
株式会社南崎漁師倶楽部
代表取締役:平山文敏
所在地:静岡県賀茂郡南伊豆町下流
事業内容:魚介類加工販売
伊勢海老漁師である平山社長が、自ら採取した魚介類を加工して販売している
クリエイター紹介
魚屋×BGMセレクター
一級品のお魚にこだわり、全国からのお取り寄せにも対応し、レコードがずらっと並ぶ店内ではこだわりのお酒も飲めるという、斬新なお魚屋さん
横田 智 さん
管理栄養士×食育
株式会社食STORY代表、講師業やコンサルティング、食にまつわる様々な情報をストーリー化して伝えられています
米倉 れい子さん
WEBディレクター&デザイナー
下田市の長期滞在者&南伊豆ファン化プロジェクトリーダーとして大活躍中!アーティストとしての一面も!
杉澤 玲奈
ローカルライター×グラフィックレコーダー
現役大学生!インターンでライターとしても活躍されています。今回はグラレコで参加です!!
島内 未来
お魚ヲタク×映像クリエイター
水産学部出身でお魚に超詳しい!動画編集・ライティング・WEBデザイン等をこなし、魚専門出張料理「とと食堂」の活動もされています!
田中 樹
経営者インタビューおよびスポカン会議の課題
平山社長に、会社を経営している目的や想いをお聞きしました!
平山社長の想い
南伊豆は伊勢海老アワビサザエが特産物です。
その伊勢海老の刺し網漁でかかる地魚が新たな資源として収入源にならないか、ということで会社を立ち上げました。
あまり市場に出回っていない地魚を、津本式という特殊な下処理のやり方でより美味しく食べられることを知ってもらい、広く皆さんに食べていただきたいと思っています。
漁師なので、常に現場で魚を食べてもらえることを考えて動けていることが弊社の強みです。
スポカン会議の課題
南伊豆でとれる地魚に価値を持たせて、地魚や未利用魚の新たな販路開拓を提案してほしい”
提案内容
~スタッフの得意を活かす~
“1.オンライン料理教室
卸先の飲⾷店やホテルとコラボしてイベントを実施
地⿂を使ったお料理教室(⿂ドレッシング、⽩⾝⿂)
2.商品にタグ付けをする。
#明⽯の真鯛 #⼤間のマグロ 等。
⇨#南崎のメジナ
タグをつけるブランド価値。(安⼼感)
20〜30代ターゲット:QRコードでSNSキャンペーンで当選者には何かをプレゼント等。
3.地魚や南崎という地名をブランディング
ブログで説明orHP作成
4.ミールキットでの販売
地⿂と地元の⾷材とコラボして南伊⾖全体のPR
5.卸し⽅ガイドラインをつける
卸し⽅のガイドライン動画をQRコードに⼊れる
6.レストランや飲⾷店と連携する
著名レストランに⿂を提供し、そこから宣伝(SNS等)
7.地元企業とコラボ商品を⽣む
・お酒とのコラボ
・⿂ドレッシング、⽩⾝⿂
・瓶詰め
感想
具体的なアイディアをいただいたので、自分ができることから地道にやっていこうと心新たに思いました。
役場の方が一緒に参加されていることはすごいことだと思いました。
恐らくお魚の業界の方だけでは難しい面も、行政の方に入っていただけていることで広がりも全然違ってくると思います。
南伊豆の魅力を発信していくうえでも、素晴らしいグループだと強く感じました!
すごく刺激になりました。
平山さんのタグを豊洲で見つけるのを楽しみにしています。
皆さんが自分の分野で面白い提案をされていて、とても勉強になりました。
自分も映像クリイエイターとしての提案をもっとできれば良かったなーと思いました。
今回ご提案していただいたものから、一つでも形にできるように私もお手伝いしていきたいと思っています。
皆さん、これからも南伊豆をよろしくお願いします!
2021年度は下田に住みながら、南伊豆ファン化プロジェクトのリーダーをすることになっています。南伊豆は自然もあり素晴らしい場所になっているので、南伊豆の魅力が存分に伝わる内容にしていきたいと思っています。今回繋がっていただいた方たちにもぜひ一緒に盛り上げていけたら嬉しいなぁと思っています。
運営スタッフのつぶやき
“漁師 × 魚屋 × 管理栄養士 × 魚ヲタクの映像クレイエイター × webディレクター × ライター
という各専門家メンバーが揃うのはスポカン会議ならではの魅力!!!
専門家としてのアイディアがポンポン飛び出し、同じ業界ではないけれど共通点もある方々だからこそ創り上げられるサービスがあることを強く感じました。
今後新しい世界が広がる予感がします。
このスポカン会議をきっかけに、新たな南伊豆の地魚を使った商品が生まれ、一般家庭でも手軽に食べられるようになることを想像するだけで嬉しくなります。
海のない埼玉県に住んでいるので、美味しい新鮮なお魚を食卓に出せるのはとても嬉しいことです。
その日が待ち遠しい~ (by赤井)
~スポカン会議から始まった繋がり~
“会議後も皆さんと戦略会議が続いていおり、地魚を利用して食育をからめた”魚食推進活動”や、一般家庭で手軽に食べられる”新商品開発”のプロジェクトがスタート!
食育については、保育園からの展開を早々に進め、新商品については、1年後に発売を目指して新たなメニューを開発やPR戦略を練るなど、クリエイターの皆様それぞれの強みを生かして動き出しています。
”南崎漁師倶楽部とスポカン会議のコラボで生まれる新商品やサービス”の今後の展開がとても楽しみです!
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