南伊豆活動記録?―突然の静岡移住①―

こんばんは。SENA株式会社・地域コーディネーターのあずさです。

前回より、南伊豆活動記録を担当しています。

今回は、なぜ静岡移住に踏み切ったのかについて、お伝えできればと思っています。

私は千葉県出身、千葉県育ちの30代女性。
就職後、仕事は都内がメインだったので、俗に言う千葉県内のベッドタウンに暮らしていました。

千葉県もとても良いところです。都心からも近いし、千葉県と言ったら、ディズニーランドもあるし。(特段ディズニー好きというわけではないですが、千葉の自慢として、家から近いよ~ってよく言っていた笑)
移住前に5年ほど暮らしていた街も、なに不自由なく生活を送れるとても便利な場所でした。

海や湖、山(特に雪山)が昔から好きで、

‟いつかは自然を身近に感じられる場所で暮らせたらいいな~~~”

くらいには思っていましたが、
大都会の新宿や池袋、丸の内などに勤務している自分も案外好きで(笑)
仕事してる自分に酔っていたんだろうな~~~と思います。(調子に乗っていた笑)

そんな私が移住を本気で考え始めたきっかけは
函南町に住む友人からの

『静岡に一度来てみたら?』というお誘いからでした。

2021年4月。
当時、アパレル店舗での販売・運営の仕事をしていた私は、業務内容、人間関係に疲弊していました。
思うように業務を遂行できないもどかしさ、自身の能力の無さ、社内の人間関係のこじれ。。。

解決策を打ち出してもことごとく跳ね除けられ、挙句は上司から私が見えていないのか?というレベルでの無視。
なぜこんなことになっているのか?これは現実なのか?私の責任なのか???

お客様の前では笑顔で接客をし、帰宅後には毎日のように涙が勝手にこぼれ落ちてくる。
そんな生活が約3か月続いていました。

そしてついに、業務でミスをしてしまいました。

以前の私でしたら、起こすことはなかったであろう大きなのミスでした。

おかしい。。。私でいて私じゃない。。。

このミスが発覚した時、頭の中で何かが崩れていく感覚があったことを鮮明に覚えています。

翌日、病院へと逃げるように足を運び、

医師から『あなたはもう、仕事に行かなくていいです。』

と言われ、そのまま退職の道を選びました。

とにかくどこかへ逃げたい。。。この世じゃなくてもいい。。。

退職後、生きた心地がしない生活を送ること数か月。
自宅に引きこもっていた私を支え続けてくれた友人が、
気分転換になればと掛けてくれた先述の一言がきっかけで、静岡県藤枝市へ行きました。(友人の亡き祖父の家)

コロナ禍であるため、観光はなし。

名前も知らない河原で、何時間も話をしました。

友人は、数年前に旦那さんの仕事の都合で東京から函南町に移住していました。
彼女が静岡の生活をとても気に入っていること、自然が身近にあること、ゆっくりとした時間の流れを感じられること。

写真:藤枝市の名前も知らない川(ちょっと濁ってた)

疲れ切った私にたくさんの優しい言葉を掛けてくれました。
川の流れをただ眺めながら、心が少しずつ穏やかになっていくのを感じていました。

そして
『あずさはもう東京での仕事はやり切ったよ。だから仕事は後からでいい、住みたい場所に住めばいい。もし仕事が見つからなくて、貯金もなくなって困ったら、家に一緒に住めばいい。
自分を大事にして。』

友人のこの一言が私の背中を押し、

いつか自然を感じられる生活をしたい、、、の

‟いつか” が ‟今だ”

と確信し、移住に向けて本格的に動き出しました。

今回は、ここまで。

南伊豆の活動ではありませんが(笑)
移住を考えている方や、生活になにか辛さを感じている方。。。
私のこの記録が、微力でも誰かのお力添えになれたら、、、

そんな風に想いながら、今後も綴らせていただければと思います。

次回、南伊豆活動記録?―突然の静岡移住②―

お楽しみに。

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