フリーランスクリエイターのたつきです!
僕については下の記事に詳しく書いてありますので、興味があれば併せてご覧ください!
参考:新卒フリーランスが南伊豆でワーケーションをはじめます!
南伊豆町にサテライトオフィス進出をしている、私たち「SENA株式会社」をはじめ、南伊豆に関わる人がどんな日常を過ごしているのかをインタビュー形式でご紹介しています!
今回は、そんな私たちが普段から活動の場として利用している「きよりや」のオーナー山口さんをインタビューしました!
普段は南伊豆町役場に勤める山口さんだからこそ感じる南伊豆町についてもお聞きしましたよ〜!
第2弾はこれまでの山口さんについてご紹介します。
目次
①南伊豆町の知る人ぞ知る「トコリンピック」の正体とは?
ーそういえば、山口さんとのやりとりでたまに目にする「トコリンピック」ってなんですか!?
南伊豆町の特産でもある「トコロテン」を使ったお祭りです。
もともとは、伊浜地区の人たちと「伊浜に住む人の健康づくりについて」を一緒になって考えるため、役場職員として関わったのがきっかけでした。
しかし、健康づくりって言ってもそう簡単には盛り上がらないんです。
そこで、「だったら大騒ぎできるようなものを作ろう!」と考えるようになったのです。
こうしてできたのが「トコリンピック」でした。
実際にトコリンピックをやる時は役場の人間としてではなく個人で入っていきました。
企画の段階で出てきたのは、伊浜で採れる天草(ところてんの元になる海藻)をいっぱい使ってなんかやりたいといったもの。
とはいえ、みんなでところてんを食べましょう!ってなっても目新しくはない。
だったらみんなで競技会にしてしまおう!
でも大事に食べることが前提だよねといった考えから、
大食い、早食い、流しところてんの3種目になりました。
でも、もっと盛り上げたいと思った私たちが導き出したのが、「伊浜のところてんを世界一のものにしよう!」といったもの。
それでギネス記録に挑戦することになりました。このギネス記録はいまだに破られていませんね!
ーすごいストーリーだ……。町の方々の健康作りにつながっているんですね。
そうですそうです。
ちょっとこじつけですが、これによって外出する機会が増えて、ゆくゆくは健康になるだろうといった思いがあります。
これまでに伊浜から姿を消したものもあったので…。
昔は漁師さんもたくさんいて、段々畑までもあったんです。
伊浜での話し合いのなかではその他に、段々畑を再生しようよという話になりました。
そこで、地域おこし協力隊を呼んで観光農園としてレモン作りを開始しました。
しかし、それには南伊豆町という地域以外から来てくださる方を受け入れる体制がなくてはいけない。
その基盤としてもトコリンピックは機能しています。
②これからの山口さんはどんな動きに?
ー今後の活動のために今山口さんが考えていることを教えてください!
単刀直入に、「事業パートナー」さんが欲しいです。
仕事との両立もしなくてはならない状況で、自分一人で「きよりや」やその他をなんとかしていくのは難しいのが正直なところです。
「きよりや」に関しては、常に開いているようにしておきたいのでやっぱりその場を使ってくれる人が1番ですね。
それこそ、住むための場所ではなく、開放してくれる場所として使ってくれる人。
また、個人事業主として一人ではやりきれないところをサポートしてくれる事業パートナーさんがいてくれたらとても嬉しいです。
それと、事業をシェアできる人がいたらいいですね!
ー事業のシェア?
はい。
シェアはこれから重要なワードになっていくと私は考えています。
役場の仕事ときよりやの仕事をやること。
それは、地域の中で言えば、体や思いがシェアされている状況だと言えます。
そういった意味でも、複業、兼業はその人のスキルのシェアと言えるのではないでしょうか?
これまでのインフラを維持していくのであれば、必ず人のシェアが必要になってくる。
私たちが始めたような空き物件の活用に関してもオーナーさんと南伊豆町以外から来る人でシェアできる環境を作る必要があるとおもっています。
その一歩目として、「きよりや」も地域にシェアしてもらえる動きができたらいいなああと考えていますね。
何が言いたいかって、使わない時にそのままにしておくのがもったいないんです。
空いている時間をシェアをすることによって、お互いにとっていい効果が生まれたら嬉しいです。
また、南伊豆町以外からの人がくれば地域にとってもいい影響を与える可能性がありますよね。
その人が、これまでの南伊豆町にはなかった知識やスキルを持っているとしたら?
それこそ、シェアをすることができれば町にとってもいい影響になるとおもっています。
「きよりや」がシェアオフィスとして機能することで、これまでになかった「人」もシェアすることができるのでは?
「きよりや」に限定して言えば、常に開けておくためのひとつの考えとして、子供食堂のようなものをやりたいとおもっています。
ネガティブではなく、みんなでワイワイできる仕組みにしたいですね。
また、そのスペースに魅力を出すために、みんなが持ち寄るシェア本棚のような仕組みも導入したいです。
③山口さんから一言!
ー最後に山口さんがこれは伝えたいというものがあればお願いします!
そうですね。
やっぱり、南伊豆町で活動するプレーヤーがもっと増えてくれたら嬉しいです。
ここでいうプレーヤーとは、そんなに難しいことではないんです。
空き家を提供することも、それを消費することもプレーヤーかもしれない。
一番は、自分なりの「意思」を持ったプレーヤーがいたらとても嬉しいです!
そんな方と一緒にシェアできたら最高ですね。
④最後に
いかがでしたか!
2回に渡ってお送りしたインタビュー。
今回は、南伊豆町役場の山口さんについてまとめてみました。
やはり、南伊豆町には面白い人がたくさんいますね。
僕自身も改めてそう思いました。
「きよりや」では現在、様々な動きが起きています!
ここ最近では、感染症対策を考慮しながら「きよりや Cafe」が3日間限定でオープンしました!(3日間は別日)
餃子やハンバーガー、ローストビーフまで提供していました。
しかもこれがまた美味いのなんの……。
これからの動きが楽しみで仕方がない。
それが「きよりや」であり南伊豆町の山口さんなのです。
フリーランスクリエイター:マツハシ タツキ
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