スポカン会議をリリースして間もない頃は、江東区の経営者様と私の繋がりがあるクリエイターさんにご出演いただいておりました。
それが何故、無名のサービスで実績もほとんどないスポカン会議を南伊豆町で展開していくことになったのか、その背景を書いていきます。
目次
そもそもスポカン会議はどうやって生まれたのか?
実は戦略的に考えて発想した訳でもなく、計画には全くなかった事業です。
HP周りを担当してくれていたパートナーが、新しいチャレンジを続けもりもり成長している姿を見て、「自分も何か新しいことをはじめていかないといけないなぁ」と思い、考えたのがスポカン会議でした。
PRに困っている優良中小企業の課題解決をするにはどうすればいいだろう?から発想を広げ、ビジネスモデルもマネタイズも大して考えずに、いいことやってたら何か形になって返ってくるだろうくらいの気持ちではじめたんですよね。
南伊豆町進出を決めた一言
ライブ配信の経験も無く、どうなることかと思いましたが初回の反応が思ったよりも好評。Facebookライブで配信したのですが、せいぜい100回くらい視聴回数がつけばいいなと思っていたら、あっという間に500回以上の再生回数と多くのコメントが。
これは面白いぞと思って2回3回と続けていく内に、スポカン会議をきっかけに仕事の受発注が生まれ、価値のあるサービスになる可能性を感じました。
そんなタイミングで、以前から接点のあった南伊豆役場の観光課の方からお声がけをいただくことに。
「スポカン会議を南伊豆町で広めてくれませんか?」
クライアントから業務委託を受けて仕事をする経験しか無かった私が、自分で生み出したサービスに価値を感じて下さった。こんな嬉しいことはありません。
スポカン会議自体はオンラインで行えるものではありますが、実際に現地を訪れてみないと町や事業者が抱えている課題が分からないと思い南伊豆にサテライトオフィス進出を決めました。フルリモートワークで働けていたのもプラスに働いた要因です。
※サテライトオフィスとは、企業本社から離れた所に設置されたオフィスのこと。
南伊豆町でスポカン会議を展開してみて
2020年7月にサテライトオフィス進出してから既に3事業者にスポカン会議にご出演いただいております。
株式会社伊豆バス 一瀬社長
BLUE LaIZU株式会社 長田社長
株式会社南崎漁師倶楽部 平山社長
※動画制作中
実施して分かったのは、地域で活動するプレイヤーが危機的なレベルで不足しているということです。ご参加いただいた経営者様はみな、「自社の利益だけではなく町にとってどんな貢献ができるか」を念頭におきながら経営活動をしています。
ただ、そのような想いはあっても、圧倒的にマンパワーが足りず構想や計画を進めていけない状態があるのです。
スポカン会議もただオンラインでマッチングさせるのではなく、
そこからいかにリアルで繋がる場を作れるかに重点を置いてサービスを設計しています。
オンライン上でビジネスマッチングすることは確かに便利なことも沢山ある。だけど、町はそれではよくならない。やはりそこに体があることも重要だと考えています。
南伊豆町での活動内容と実現したいこと
現在、南伊豆町で活動している事業内容としては以下の通りです。
事業者のPRに関する課題解決(イベント企画、HP・LPなどの制作)
南伊豆に興味関心のあるクリエイターのワーケーション企画
南伊豆に興味関心のある企業のサテライトオフィス体験企画
これらを通して、
地域の「にぎわい」づくり
を実現したいと考えています。一筋縄ではいかないことは百も承知。
弊社の新しいチャレンジがどうなるのか、私自身もこれから楽しみです。
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