こんにちは!!
2021年12月10日に16回目のスポカン会議が開催されました!
スポカン会議って何? という方はコチラをご覧ください!
今回は、株式会社アグリビジネスリーディング代表の中村さんをお迎えしました。
ぜひ、こちらの『スポカン会議ダイジェスト版動画』もご覧ください!
株式会社アグリビジネルリーディングの代表である中村 大軌さんは2009年に法人を設立。
農薬を一切使用しない大喜米や愛國米という特別なお米を使った身上起などを出荷されています。
一方で、森林や古道の整備なども行っており、半農半林という事業形態を取られています。
多くの農地を管理している中村さんが抱える人材不足という課題について、
クリエイターの皆様から様々なアイディアが出され、活発な意見が交わされました。
目次
企業紹介
株式会社アグリビジネスリーディング
代表:中村 大軌一さん
所在地: 静岡県賀茂郡南伊豆町下小野 304
事業内容:業務用及び一般流通米・飼料米の生産・森林の伐採・管理業務
HP:https://minamiizu-kometen.jp/
クリエイター紹介
経営者×研究者
浅見 貴則さん
IT教育×地方創生
うえだゆきひろさん
建築学生×多拠点生活
相良遼太さん
デザイン×援農
アトリエIMA 山田真由美さん
グラフィックレコーディング×マスキングテープコレクター
空芯菜さん
代表者インタビュー
Q1.アグリビジネスリーディングの活動内容は?
農業については、南伊豆町と下田市で使われなくなった農地を農業生産法人として借り受け、お米を栽培し販売しています。
林業については、11月頃から3月にかけてチェーンソーをかついで山に入り木の伐採を中心に行っていますね。
農業が忙しい春先から秋にかけてはそちらを中心に行い、冬の時期は林業を行うという2足のわらじで活動をしています。
Q2.アグリビジネスリーディングの課題とは
農業・林業を合わせると年間を通して常にやることがあるが、人材が不足しています。作業自体は難しくないものばかりなので、
スポットで入ってもらえるだけでもとっても助かります。手伝ってもらった対価は金銭の代わりに宿泊場所や、ご飯を提供して
みんなで良い体験をしてもらえるような仕組みが構築できるとよいと思っています。そこに向けて、宿泊場所の整備をいままさに進めています。
Q3.アグリビジネスリーディングが実現したいことは?
林業ももちろん大好きでこれからもライフワークにしていきますが、自分で作ったお米を持っておにぎり屋さんの移動販売をしたいですね。”
スポカン会議の議題
体験・宿・食事を対価に労働力を確保する仕組みを提案せよ
<この議題にした意図>
もちろん労働力を確保したいという意味もあるが、伊豆半島自体がアクセスしづらく来てもらうこと自体にも労力が大きいと思うんです。
なので、このような仕組みを通して交流するきっかけづくりにもしていきたいと思っています。
提案内容
結論、南伊豆に来たことがある人も無い人も関係無く町民になってもらうような関わり方がよいのではないか
1.今まで関わってくれた人のことを発信する
2.来てくれた人に自身の体験をまとめてもらい発信する
3.南伊豆でイベントを企画してもらうための合宿のような場を設ける”
経営者コメント
お客さんとか関係無く、同じ立場でゼロから一緒に考えていくことは無理が無いし、とても良いと思った。
そういったことをきっかけにアイディアが膨らみ、お互いの関係性が深くなって関係人口が拡大していくのが現実的な結露なのではないかと思いました。ありがとうございました。
クリエイター感想
中村さんの話をじっくり伺うことができてよかった。南伊豆や中村さんの現状にも触れられて、2時間半あっという間だった。
ハッカソンなどでいうと、討議テーマが大きくなりがちだが、今回のように一つの町(一つの事業者さん)に対して課題を深ぼって話し合っていくのはとてもエキサイティングだった。
とっても難しいと思ったと同時に、一つの町、一つの事業者さんに対して深く考えることで町や事業者さんに対してとても興味が湧きました。ありがとうございました。
私は先週も南伊豆に行っていたのですが、一度地域に関わるとその町に対してすごく愛着が湧くと思います。合宿もぜひ実現して今日ご一緒したみなさんと現地でお会いしたいです。
今回、グラレコとして参加したのですが、私も企画に入りたいと思いました。計画を考える合宿、ぜひやりたいです!ありがとうございました。
運営スタッフのつぶやき
スポカン会議を行う前に、私自身が地元の友達を連れて大軌さんが管理している田んぼにいって農業体験をさせていただきました。
その時は、大雨が降っていて足元もぬかるんでいたのですが裸足で田んぼに入って、はさがけという束ねた稲を棒などに架けて天日干しするための作業を行わせていただきました。
雨ではしゃいで泥んこになって駆け回っていた幼少期を思い出して懐かしさを感じたと共に自然と一緒になって「生きる」ということに触れることができたと感じたんですよね。
終わった後に、一緒にはさがけを手伝った方と食事を楽しみ、一気に仲良くなれたことで私も友達も非常に良い時間を過ごさせていただきました。
こういった体験を私がしているからこそ、今回のスポカン会議で皆さんに出していただいた合宿のアイディアはとても嬉しかったですし、弊社としても実現に向けてサポートしたいと思いました。”
後日談 ~スポカン会議から始まった繋がり~
今後は、合宿のアイディア実現に向けて具体的な段取りや日程などを調整しています。新型コロナウィルスとの兼ね合いもあって対面で集まることへの難しさもありますが、実現に向けて協議をしていきます。
SENAとしてもこの取り組みを形にできるよう、伴走させていただきながらサポートしていきます!
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