こんにちは!!
2021年6月25日に11回目のスポカン会議が開催されました!
スポカン会議って何? という方はコチラをご覧ください!
今回は、NPO法人伊豆未来塾の代表の石川さんをお迎えしました。
ぜひ、こちらの『スポカン会議ダイジェスト版動画』もご覧ください!
南伊豆の一次産業を元気にしたい!という想いを持った人たちが、
2002年に立ち上げたNPO法人。
人口減に悩む南伊豆において、関係人口を増やすことや、環境保全の活動をされています。
石川理事長は33年前に東京から南伊豆へ移住された、有機農作物の生産・販売の法人も
経営されています。
スポカン会議では初のNPO法人!
NPO法人ならではの課題に着目し、あまり知られていない地域貢献度の高い活動や、
法人自体のことをどう広めていくのか、
クリエイターの皆様から様々なアイディアが出され、活発な意見が交わされました。
目次
インタビュー企業紹介
NPO法人伊豆未来塾
理事長:石川 憲一さん
所在地:静岡県賀茂郡南伊豆町上小野469番地
事業内容:移住交流促進、環境保全、地域資源活用の活動
クリエイター紹介
教育×社会貢献
澤 紗奈さん
ライター×元webデザイナー
Ryoko Kawadaさん
ほうとうテロリスト×出張バーベキュー
べんさん
のっぽパン愛×Model/Musician/Creator
青木 瞳さん
代表者インタビュー
NPO法人伊豆未来塾の目的、活動内容
南伊豆の一次産業が元気がなかったので、何とかしよう!と心あるメンバーが集まって立ち上げたのが、NPO法人伊豆未来塾になります。現在19期目です。
1つは南伊豆の人口を増やすための活動(人口減が加速していて、現在は8,000人を割っている)
南伊豆に興味を持っていただいた方に対して、無料で案内したり、住宅を一緒に探してあげたりしています。その他に首都圏でセミナーを開催もしています。
2つめは環境保全関係です。数百人の方に参加していただく海の清掃、小学生を中心に実施している川の生き物を調べることで、川の水質を調査しています。
また、昨年から「漁師の森づくり」という広葉樹クヌギの植樹イベントでは、地域住民を中心に100人以上を集めて開催しています。
NPO法人伊豆未来塾の課題
まずはNPOを動かしていくための人員が足りないということですね。
イベントを開催するときにもメンバーが不足しています。
また、補助事業や委託事業が多いので、収益が安定しないということです。
イベントなどについても、開催ができなくなる恐れもあるので、自主財源も増やす、という課題があります。
スポカン会議の議題
NPO法人伊豆未来塾を広く知ってもらう方法を提案せよ
~素晴らしい活動を周知し、同じく考える仲間を増やしていきたい!~
「広く知ってもらう」ターゲット
・未来塾の課題/取り組みに、興味関心/貢献意欲がある
・課題/取り組みへの知見があり、未来塾さんの相談に乗れるような人、一緒に考えてくれる人
提案内容
グラレコ画像
1.オンラインのスタッフを募集する
様々なSNSを活用して呼びかける
アクティボというツールはボランティアを集めやすいコミュニティを作る
2.ゆるキャラ「いろう男爵」をもっと前面に!
南伊豆の魅力を発信してもらう
3.南伊豆に行くきっかけとなるイベントづくり
リアル宝探しのようなイベントを自分たちで作る
スタンプラリーのような自主企画のイベント
4.ゲストハウスとのコラボ企画
ゲストハウスに来るお客様は、南伊豆のファンの方が多い
その方たちに、南伊豆のアンバサダーになってもらう
5.バーベキューやグランピング×南伊豆の食材
バーベキューやグランピングのツアーコースで、一般的には知られていない南伊豆で獲れる地魚が食べられるなど、「食」に特徴をだす!
参加者の感想
石川理事長
オンラインでのスタッフ募集、とてもいいと思いました。
ゲストハウスと組んで、ゲストハウスに泊まることを前提としたイベントなども有効だろうと思います。
様々なイベントなども、南伊豆町と連携して発信する体制を作り上げていく必要があると感じました。
大変参考になりました!ありがとうございます。
べんさん
4人で話したことにより、いろんな角度からいろんなアイディアを融合しながら提案できるということは素晴らしいことだと思いました。皆さんの可能性を感じました。
瞳さん(グラレコ初挑戦)
準備の段階からドキドキはしていたのですが、楽しく参加させていただいました。
グラレコを書きながら、皆さんの意見をうん、うん!と思いながら聞いていました。
この時間が、伊豆未来塾さんにとって、今後に生かせることにつながったら嬉しいと思います。
一山さん
今日のこの会議で出たアイディアを、何か一つでも進めて、活動につなげられたらと思います。
運営スタッフのつぶやき
今回のスポカン会議を開催するにあたり、テーマ決めに際して、何度も協議を重ねました。
というのも、伊豆未来塾さんには、伊豆未来塾のメンバーは別で事業を営んでいる方が多く専属の人がいないこと、そして営利団体ではないため何か活動しようとしても資金が不足していること、などが大きな課題だったからです。
「そもそもクリエイターさんたちに協議いただいたり、提案いただくものではないのではないか」との声もあり、開催自体を見送ることも検討していました。
そこで、南伊豆役場の一山さんにご意見を伺ったところ、「素晴らしい活動をされているのに、法人内からも南伊豆町民や外部からも、正しく評価されていないのではないか」という投げかけをいただきました。
そこから、まずは活動やNPO法人伊豆未来塾自体を知ってもらうことで、内外の評価も上がり、自然と課題も解決していく流れができるのではないか、ということでテーマが決まったのです。
クリエイターの皆様からは、想像以上のアイディアが出され、「人や資金が不足していることなんて、何とでもなる!」そんな気持ちにすらなりました。本当に素晴らしい提案をありがとうございました!
また、いつも伊豆未来塾さんを見守っておられる一山さんに、適切なアドバイスをいただき、とても感謝しております!
さて、今後の展開が、とても楽しみです!
後日談 ~スポカン会議から始まった繋がり~
今後は、伊豆未来塾さん内部で協議いただき、クリエイターの皆様にもかかわっていただけるプロジェクトを模索していきます。
我々SENA株式会社のメンバー一同、プロジェクトにも伴走させていただきながら、応援したいと思います!!
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