南伊豆町役場の一山良博さんが語る「南伊豆町」の魅力とは?

こんにちは!
フリーランスクリエイターのたつきです!

僕については下の記事に詳しく書いてありますので、興味があれば併せてご覧ください!

参考:新卒フリーランスが南伊豆でワーケーションをはじめます!

南伊豆町にサテライトオフィス進出をしている、私たち「SENA株式会社」をはじめ、南伊豆に関わる人がどんな日常を過ごしているのかをインタビュー形式でご紹介しています!

今回は、そんな私たちをいつも支えてくださっている、「南伊豆町役場」の一山良博さんにインタビューをしました!

一山さんだからこそ感じる「南伊豆町」をぜひ感じていただきたいです!

 

①一山さんが熱く語る「南伊豆町」に必要なギャップと突破口とは?

ー南伊豆町役場の一山さんから見る南伊豆町をずばり教えてください!

僕は南伊豆町の出身なので、中学卒業までの15年は南伊豆町で暮らしていました。高校入学から社会人5年目までの12年は南伊豆町を離れていましたね。

そこで思ったのが、赤ちゃんの頃からみてきた15年分の南伊豆町と、南伊豆町に帰ってきてからの11年分の南伊豆町とでは見え方が全然違ったということです。

ーそれは興味あります。具体的にはどんな違いがありましたか?

そうですね。
前半の15年と比較して、いい意味でも悪い意味でも変わったところが見えてきました。

例えば、県内外への道路整備の進歩やコンビニ、インターネットの普及。それによって、通販利用などでの買い物ができる環境といった生活もできるようになりました。

僕が幼い頃には考えられなかったほどこれらの整備がされています。こうした変化によって日常生活がしやすくなっているのは間違いないです!

一方で、観光客の減少による盛り上がりの低下が顕著ですね。僕が幼い頃は観光客は今よりも多く、民宿等も賑わっていました。

このような変化を感じられたのは、子供の頃に過ごした15年分の南伊豆での暮らしと、10年前に帰ってきてからの南伊豆での暮らしや南伊豆町役場での仕事を通じて、自分の南伊豆での時間を比べられるからこそ。

とはいえ、生活の便利さを感じられる一方で、どこか寂しい気持ちもありますね……。

ー幼いころの南伊豆町を知っているからこその意見でとても参考になります。他にはどんなことが挙げられますか?

なんといってもギャップですね。

ーギャップ?

地元の人たちにとって南伊豆町は、「何もない」「衰退している」というネガティブな要素が多いです。

しかし、外から南伊豆町を訪れてくれる方の多くは、「自然が多い」「人とのつながりが暖かい」などポジティブな感想をいってくださいます。

この両者の間に生まれる価値観の差こそ僕が考えるギャップであり、このギャップを発信していきたいのです!

そのためには、するべきことがたくさんあるのも事実ですが……。

ーとても素敵ですね!確かに、地元の方と外から来る方とでは視点が違うと感じることは多々ありますね。

そうなんです。

そこで、僕が大事にしたいのは大きく2つ。

ひとつは、「ギャップ」があるということをお互いが認識および共有するということ。

ここで言うギャップとは、いわば地域で言う「課題」でもあり、それらの課題を解決する「突破口」になりうると僕は考えているからです。

ー突破口?

そう。突破口です。

地域の課題を見つけて、改善していくことはもちろん大事なことです。

とはいえ、全ての課題をすぐさま解決できるというわけではありません。

足踏みしている課題だってあるのです。

そこで僕らができること。

それは、一歩を踏み出すきっかけを創り出すことなのではないでしょうか。

地元の方と外から興味を持って南伊豆町を訪れた方々の間には大きなギャップがあることは事実だと思います。

だとしたら、そのギャップを共有できる場を設ければ、それが両者の新たな視点になる。
さらには、そのギャップを埋めていく機会が生まれる。

それが、地域の外から関わる方々にとっては地域の皆様と関わるきっかけ=「関わり代」になり、地域の皆様が感じている課題解決への「突破口」になるのではないかと考えています。

ーなるほど。課題をただ淡々と解決するのではなく、あえて新たな視点から見ることで「突破口」にする。素晴らしい考え方だと思います。

ありがとうございます!

もうひとつの大事にしたい点は、地元の方に地元の魅力を再発見してもらうということです!

実は、地元の人がそもそも地元のことを知らない可能性もあるのです。

さらにいえば、移住者の方が南伊豆のことを知っているという場合もあります。

ずっと地元を見てきた方からすれば、過去との比較で「ネガティブ」なことを言いたくなる気持ちもわかります。しかし、外の人からしたらその「ネガティブ」が「ポジティブ」に見えることもある。

これもまさにギャップですね。

「視点」を変える事によって、地元の方々が地元の魅力をポジティブに捉えることができたら嬉しいです!

そして、それをどう地元の方々が発信するか。

これが大きな課題ですね。

 

②最後に

南伊豆町役場の一山さんへのインタビューはいかがでしたか?

今回は、一山さんが語る南伊豆への熱い思いを記事にしました!

第2弾では、一山さん個人のお話をお届けしたいと思います!

乞うご期待!

今後も、南伊豆での活動の様子を赤裸々に記していきますので、楽しみにしていてください!

フリーランスクリエイター 松橋 樹

 

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

TOP